「手が痛くてドアノブが回せない」
「親指の付け根が痛くて物がつまみにくくなった」
「ビンの蓋を開ける時に力を入れると痛い」
こんなことを思ったことはないですか?
その親指の付け根の痛み、もしかすると“母指CM関節症”かもしれません。痛みがひどい場合は、手術を検討しなければならない時も…。
ここではそんな母指CM関節症の原因や症状、おすすめの親指サポーターをご紹介します。
母指CM関節症とは?【症状】
母指CM関節症とは、母指CM関節がある親指の付け根付近に痛みや腫れを発症する症状のことを言います。
症状としては、
- つまむ動作の時が痛い
- ビンを開ける時に親指の付け根が痛い
- ドアノブを回すのが大変
- はさみを使うのにも痛みを感じる
- 親指の付け根付近に腫れがある
など、母指CM関節を使った動作が困難になるようです。
母指CM関節症の原因
さて、女性に多く見られる母指CM関節症ですが、原因はなんでしょうか。
実は更年期以降にあらわれる手指トラブルの一つで、女性ホルモンに関係しているとも言われています。
原因として多いのは、使い過ぎ(オーバーユース)によって軟骨がすり減ってしまったため。または、加齢や骨折・脱臼などの外傷によるものだとされています。
特に技術職やデスクワークでのタイピングで手をよく酷使している人、手に負担がかかっている人に多いでしょう。
母指CM関節症は放っておくと亜脱臼し、関節が変形してくることもあります。
母指CM関節症におすすめのサポーター
痛みがひどい場合は手術を検討する場合もありますが、ほとんどが保存療法で治療していきます。
不安定になっている関節をサポーターで固定することで、早期の治癒を高めます!
こちらのCM+はムレにくい通気性に優れた素材を使用しています。1人でも片手で簡単に装着できるのが嬉しいポイント。
カラーは手に馴染みやすいベージュと、スタイリッシュなブラッグがあります!
こちらはCMプラスを改良した商品です。
クロスベルトとステーが親指の可動制限をしてくれます。通気性とクッション性を兼ね揃えた滑り素材を使用!
しっかり固定したい人におすすめするサムキュア。
樹脂シートはお湯で柔らかくして自分の手の形にフィットさせることも出来ます!
さいごに
似たような症状で腱鞘炎がありますが、これも手の使い過ぎによる原因がほとんどです。
腱鞘炎とはどう違うの?と思われるかと思いますが、母指CM関節症は腱鞘炎と違い骨に見られる異常です。
もし親指の付け根の痛さを感じるなら、早めに整形外科を受診してくださいね。